ついついスマホを触りすぎてしまう
テスト期間とか大事な時期は特に、、
なんでこんなにスマホを触ってしまうんだろう
意志が弱いのかな、、
スマホを触りすぎてしまうのには明確な原因があります。
あなたの意志が弱いわけじゃありません。
スマホが強すぎるんです
スマホ1日1時間以内、スマホに関する本を読みまくっている私が、
スマホを触りすぎてしまう原因をギュッとまとめました!
- 特に理由はないけどスマホを触り続けてしまう
- 長時間スマホを触ってしまう自分が嫌だ
そんな日々とはおさらばです。
共感できるような具体例も挙げているので楽しく学んでいってくださいね!
スマホを触りすぎてしまう原因5選
スマホを触るトリガー(きっかけ)が無限にある
トリガーという言葉は何かが起こる”きっかけ”という意味です。
LINEの通知音が聞こえたらスマホを触りますよね。
この時、LINEの通知音が、スマホを触るトリガーになります。
スマホを触るトリガーの例はこちら
LINEの通知音を聞く→(スマホを触る)
朝アラームを止めたついでに→(スマホを触る)
休憩時間に入るとなんとなく→(スマホを触る)
などがあります。
トリガーが身の回りに多いほど、スマホを手に取る確率が上がります。
意識せずに生活していると、スマホを触るトリガーは思ったより多いんです。。
トリガーについての詳しい解説はこちらの記事にまとめています。
心理効果:セルフハンディキャップ
- テスト前に限ってなんだかスマホを触りたくなる
- あんまり勉強してないからなぁと友達に言ってしまう
テスト前あるあるですよね笑
実はこれ、心理学で「セルフハンディキャップ」という名前がついているんです。
セルフハンディキャップ
コトバンク
たとえ失敗しても自尊心を保てるように、あらかじめ自分にはハンディキャップがあると主張したり、実際にハンディキャップを作り出してしまうこと。
もしテストで悪い点数を取ったとしても、
あまり勉強していないから、とか言い訳が出来てしまうからです。
だからテスト前にYoutubeにはまってしまうのか!
それで自己嫌悪になっちゃうのよね、、
大丈夫です。セルフハンディキャップは自然なことです。
自分はダメだと落ち込まないでくださいね。
テスト前など、何か大事なことを控えてる時に、スマホが止まらなくなったら、
「これ、セルフハンディキャップかも?」と思い出してみてください。
ドーパミンによる快楽
- LINEの通知を見た時
- Instagramでいいねがついた時
- タバコを吸った時
- お酒を飲んだ時
脳ではドーパミンという物質が発生しています。
大量のドーパミンは、依存性が高くなってしまいます。
スマホは、触るたびにちょっとずつ脳にドーパミンが放出されます。
- 多すぎる通知
- 頻繁なSNSチェック
- 長すぎる動画視聴
これらには注意が必要です。
スマホの構造
あと5分でYoutubeを閉じよう!
、、気づけば1時間なんてこと、よくありますよね。
これはあなたの意思が弱いのではなく、
スマホの構造がそのようになっているからです。
- Twitterが一段落したとしても、Instagram がある。
- ゲームをやっているうちに、 LINEの通知が鳴る。
このように、スマホは終わるタイミングが少なく、
自分の意思で止めるのが難しくなっています。
作る側の企業努力
SNSのアプリや、スマホゲームを作る側の目標は
「1秒でも長く使ってもらうこと」です。
スマホを1秒でも多く使ってもらうために企業努力を重ねています。
わかりやすい例が、Netflixの自動再生です。
自動再生がなければ、ドラマ1話を見終わった後、2話目を”観るかどうか”を決めます。
しかし、自動再生がONだと、、
1話を見終わった後、2話を”観るのを止めるかどうか”を判断しなければなりません。
スマホにハマっている間は、スマホを止める判断はとてもエネルギーが要るものです。
このように作る側は日々、1秒でも私達のスマホの時間を長くするように企業努力していることを知っている必要があります。
大企業が優秀な人材を使って作っているものに、何も知らない状態で立ち向かってしまうと、スマホにハマるのは当然かもしれません。
やめられないのは、意志が弱いわけではありません!
スマホをやめよう!と決意してもついつい触ってしまい
いつも続かない、、自分は意志が弱いんだなぁ
と思ってしまうかもしれませんが
そんなことありません!
スマホは人間の意志を超えるほど
魅力的なものを持っているのです。
- トリガーがある
- セルフハンディキャップ
- ドーパミン
- スマホの構造
- 企業努力
スマホにはこんなにも誘惑が多いのです。
スマホをやめたい時は、意志の力に頼るのは効果が薄くなります。
スマホをやめたい人に向けて、デジタルデトックスを解説した記事もあるため、
具体的な方法をチェックしたい方はこちらをご覧ください。
スマホに苦しむ人が1人でも減れば幸いです。
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